最近見た映画の雑感想

 

LAMB

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あらすじ

アイスランドの山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア。ある日、羊の出産に立ち会うと「羊ではない何か」が産まれ、二人はその存在を“アダ”と名付けて育てることにする。子どもを亡くしていた二人にとって、"アダ"との家族生活は大きな幸せをもたらすが、それはやがて彼らを破滅へと導いていく。

雑感想

一匹の子羊を巡るホラー映画。LAMBはアダの名前や出自、半身羊の身なりもあり「はいはい、キリスト色強めの映画ね」と思っていたけど、どうやらミスリードサテュロスの方がモチーフみたい。最後が怒涛すぎて笑ってしまった。

 

難しいこと考えなければ、シンプルなストーリーで楽しめる感じ。宗教に拒否感なければ見た後で考察とか見るとより楽しめる気がする。とりあえず上のyoutubeであらすじ見て気になった見てほしいかも。(アマプラで見れるよ)

 

あと、最近の気になった映画は宗教色強めでだんだん宗教に詳しくなってきました。

 

Back to the Future 1〜3

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あらすじ

変わり者のドク・ブラウン(クリストファー・ロイド)が造り上げたデロリアンのタイムマシンで1955年にタイムトラベルしてしまったティーンエイジャーのマーティ・マクフライマイケル・J・フォックス)。そこでマーティが直面するハプニングにより彼自身の未来が消えてしまう危険にさらされ、そうなると彼は未来に帰れなくなってしまう。革新的な特殊効果とドラマチックな音楽、そしてアクションが満載のこの作品は、永遠の青春アクション傑作

雑感想

過去に行ったり未来にいったりするSF映画。名作の中の名作だけど見たことがなかった...おすすめされたので視聴。流石に面白い、直前にLAMBを見ていたこともあってより面白かった印象。1〜3でしっかり話が繋がっていて伏線の回収も凄まじい、気づくと嬉しい伏線と造り手が伝えたい伏線の2種類があって評論家気取りも楽しめる作品だなと思った。何回見ても新しい気づきがあるのでそこもよき。

洋画はモヤッとして終わるのが良くも悪くもあるんだけどBack to the Futureはしっかりと話しを締めてくれるので良かった。まだ見てないなら見るべき作品。(ネトフリで見れるよ)

 

Léon

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あらすじ

家族を惨殺された12歳の少女マチルダは、隣の部屋に住む殺し屋レオンに助けを求める。戸惑いながらもマチルダに救いの手を差し出すレオン。そこから二人の奇妙な共同生活が始まった。弟の仇を討ちたいというマチルダにしかたなく殺しのテクニックを教えるレオンと、読み書きもできないレオンに文字を教えるマチルダ。やがて二人の間には父娘とも恋人ともつかない愛情が芽生えていくが…。

 

雑感想

孤独な殺し屋と家族を殺された少女のクライム映画。病んでる系の女性に好まれがちなマチルダが有名なイメージ。無愛想な殺し屋の男レオンがマチルダと出会うことで人間味を取り戻していく話。「誰かの為に死ねることほどいい人生ってないよな〜」と感じた。見ている最中はこのまま幸せになってくれと思うけど、殺しの罪のツケはどこかで返ってくることを教えてくれる作品。泣くほどではないけどとっても感動する。

要するに、私が欲しいのは、愛か死ってわけ。

 

The Shining

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あらすじ

冬の間閉鎖されるホテルに、作家志望のジャック一家が管理人としてやってきた。そのホテルでは過去に、管理人が家族を惨殺するという事件が起こっていたのだが…。

雑感想

いわくつきのホテルに一つの家族当然何も起きないはずもなく...な映画。とにかく独特のカメラワークが好きすぎる。原作を知らないと説明不足+唐突な展開で話はわかりにくいと思うけど、あらためて今見るとネットミームの宝庫既視感ましましで楽しめると思う。原作無視するからタイトルはシャイニングなのに、シャイニング(超能力)はほぼ使わないので能力者vs悪霊かと思いきや結構パワーバトル。

 

ホラーといえばホラーだけどあまり怖くないので苦手な人にもおすすめ。(ネトフリでみれるよ)

 

NOPE

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あらすじ

舞台は南カリフォルニア、ロサンゼルス近郊にある牧場。亡き父から、この牧場を受け継いだOJは、半年前の父の事故死をいまだに信じられずにいた。形式上は、飛行機の部品の落下による衝突死とされている。しかし、そんな“最悪の奇跡”が起こり得るのだろうか?何より、OJはこの事故の際に一瞬目にした飛行物体を忘れられずにいた。牧場の共同経営者である妹エメラルドはこの飛行物体を撮影して、“バズり動画”を世に放つことを思いつく。やがて起こる怪奇現象の連続。それらは真の“最悪の奇跡”の到来の序章に過ぎなかった……。

雑感想

宗教味のある映画。もう映画の最初から宗教!ナホム書を引用して始まる。他にも上げたらきりがないほどに地名だったりが宗教関連。好きな人にはたまらないけど、拒否反応起こす人にはおすすめできない。日本リスペクトがあるので日本ネタ多め。

最初は血みどろの猿や不可解な現象でホラー映画?と思うけどしっかりSF。作品のテーマは撮る者と見世物の対比。猿やエイリアンといった、ひと1人では制御できないものを見世物にすることで報復される様が描かれている。面白いし衝撃作ではあるけど表はSF、裏テーマとして社会への批判を伝えようとしているのが見えてしまって、純粋には楽しめなかったTT。